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4ポットの流用

4ポットの基本

とうとう完成しました。
経緯を書いていきますので参考にしてください。
なお、 下線部分はともさん情報です。
いつの日か、街を走る全てのシルビア・180が、4ポットになる事でしょう・・・(笑)

ハブの5穴化
前後バランス調整・マスターシリンダー容量不足解消→前後バランスについてこちらもご参考に
ローターのオフセット
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◎注意! ブレーキ関係なので作業は慎重に!!

みなさんご存じのように、日産車はキャリパーの取り付け部がいっしょのものが多く、流用がしやすいのです。前後とも流用するのもありですが、とりあえずフロントだけ強化することにします。リアは、S14/S13もほぼ同じ(ピストンは14より小さいが、使うパッドは14といっしょ)だしね。


まず、どの車から流用するかを考えます。
流用するなら、できるだけ強力なものがいいですよね。もちろん4ポットの対抗ピストンのやつね。4ポットキャリパーなら、使うパッドはみんな同じ(キャリパー自体はちがいあり)だから、ローターの大きさ(容量)が問題です。
あと、キャリパーの材質も重要です。アルミのほうが軽いし、放熱性もいいしね。強度は鉄のほうがあるけど。
そこで、見てみると・・・

Z32(NA、〜94/10) 280×26アルミ 
R32タイプM280×30アルミ
R32GTS4、Z32(ターボ、〜94/10)280×30アルミ
Z32(94/10〜)、S14/15ターボ280×30
R33ターボ296×30アルミ
R32GTR296×32アルミ
R34ターボ310×30アルミ
この7種類あります。

ただし・・・
R34はキャリパー取り付け部のボルトがちがう
R33GTRなど、ブレンボは高い(笑)
ので対象外とします。

15インチをはきたいなら、ローターは280サイズにしましょう。(スペーサーは必要だけど)
ちなみに、280サイズなら、前期S14Q’sタイプSの純正ホイール(6J15+40)だと、20ミリスペーサーをいれれば入りました。

しかし、ローターは5穴なのでそのままではつきません。考えられる方法は・・・
@ローターを4穴加工
Aハブごと交換(5穴にする)
B他の4穴ローター(純正や特注など)を使う

@の場合、同じ車種のキャリパーとローターを使うのなら、そのままで装着できるはずです。
ショップなどに頼むと、1枚8000円くらい(!)取られることもありますが、町の加工屋さんなどでは、1000円でやってくれる所も・・・
これなら、かなり安上がりですね。

私はBでやりますが、使えるローターは・・・
R33 2.5NA / GTS4
C34ターボ(部品番号40206-17U01) 280×26 4穴
U12ブル アテーサターボ
があります。
これを、280×26のZ32キャリパーと使うといいんです。(安上がり!)

また、280×26のZ32キャリパーにPS13ターボの280×22ローターや、280×30のキャリパーに280×26ローターもそのままつきますので、それを使うのもいいですね。(容量アップにはならないが)
もちろん、ローターがうすいので、その分はパッドに鉄板などをかますとよいでしょう。ローターのオフセットが違う場合もあるので、その時は片側だけとか、臨機応変にね。

あとは、サイズの合った4穴ローター(例 280×30で4穴)を使うのもいいです。プロミューで特注できるし、その他に売ってるところもありますよね。(少し高いけど、強化ローターだったらいいよね)
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Aでやる(5穴にする)場合、ハブについては、S13ならニスモのN2ハブ←生産中止、S14Q'sならK'sのハブを使うのがいいです。最近では、S13等用の5穴ハブがいろいろなところから、安く発売されているので、いいですね。
ただし、上記のとおり、ABSの有無に注意です。

また、(R)PS13などのフロントで、キャリパーはそのままで5穴にしたい(280×22)場合、ポン付けできるローターがあるかも。

R32GTS-t(タイプMじゃない)の純正ローターは、いけそうな気が・・・ まぁ、興味があったら使ってみて&ご報告ください。(笑)

リアに関しては、S14ターボなどの5穴ハブとS14ターボローターを使えば問題ないです。
あと、5穴のホイールがいるけど。ていうか、5穴ホイールがはきたいから、5穴にするのか?
5穴にすれば、SCR-PROも使えるし・・・
それと、リア2ポット可も視野に入れて、ハブをどうするか考えたいですね。
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私は、Z32(NA初期)のキャリパーとC34ターボのローター(部品番号40206-17U01)を使うことにしました。これならキャリパーとローターがぴったりだと思ったからです。(結果からいうと、ぴったりではなかった・・・)

というわけで、おすすめの組み合わせは・・・
アルミキャリパーと、それにつく純正4穴ローターの組み合わせです。
この組み合わせ(アルミキャリパー)だと、キャリパー・ローターが大きくなっても、重量は元とほとんど変わらず、ばね下が重くなりません。
そして、どうせなら走ってなさそうな車のキャリパーがいいよね。自分は、Z32ターボ初期オートマ車の物で、ノーマル車だったし状態はかなりよかった。R32ターボだと、バリバリ走ってた場合があるからね。
オーバーホールはできるけど、開いてたらどうしようもないし・・・
とにかく状態は重要ですから、どんな車についていたのかは要チェックでしょう。(新品なら、もちろん最高)

ただ、後の取り付けのところにも書いてあるけど、キャリパーと同車種のローターを4穴加工するのがいちばんいいと思います!



使うものが決まったところで、次にブレーキホースが問題になります。
S14Q'sなら、K'sのブレーキパイプとホースを使えば完璧です。どの4ポットでもキャリパーにパイプがつく部分は同じだし、S14同士ならボディ側も同じですし。S13でも、S14K'sのホース、パイプが使えるかもしれません。(未確認ですが)←確認!これがいちばん良いでしょうね。ショックへの固定部分が合わなければ、タイラップどめでもいけるのでは?

もっと手軽に(または、S14Q's以外の場合)、今ついているホースをそのまま使う方法もあります。
しかし、S14Q'sやS13の場合キャリパーとホースは45°バンジョーとバンジョーボルト(あとバンジョー上下の銅ワッシャー)でつながっていますが、4ポットはパイプがオスフィッティングでつながっているんで、そのままというわけにはいきません。径とピッチは同じなのですが、バンジョーボルトは長すぎて、すき間ができてしまいます。そこで、「@キャリパーと銅ワッシャーの間にワッシャー(10φ)などをかましてやる」という方法があります。(あまりすすめられませんが)
これでフルードが漏れてしまう場合は、「Aバンジョーボルトを用意して、3ミリほど短く加工する」んです。サンダーとかグラインダーとか鉄のことかで切ります。切り口の部分などをきちんと処理しないと、キャリパーにねじ込むときにキャリパーの山をなめてしまう可能性があるので、注意です。
なお、4ポットのほうはオスフィッティング用なわけで、バンジョーをつけるようにはなっていません。(まわり止めはないし、完全には平らになっていない)なので、向きをあわせて、少しきつめに閉めておきましょう。(強く締めすぎるとなめるおそれあり!) それでも漏るときは、「Bキャリパーの面取り」が必要でしょうね。

ホースの交換を考える場合、「C14用ホースを使う」という方法があります。前述のとおり、S14Q'sなら、K'sのブレーキパイプとホースを使えば完璧です。13でも、いけます。
特注とかはお金がもったいないでしょう。
@で漏るようならAというように、@から順番で試していけば、お金もあまりかからず安全だと思います。BとCは楽なほうでね。


使う部品が決まったら、次に前後バランスのことも考えましょう。
フロントだけ強化すると、当然前効きになってしまうんです。
対策としては・・・
@ブレーキパッドで調整
APバルブ交換・調整・取り出し
が考えられます。

一般的なのは@ですかね。フロントよりリアに効きの強いものを使うんですね。

Aについてですが、Pバルブはマスターシリンダーと一体になっているものもあり、その場合はマスターシリンダーごと交換になります。マスターシリンダーが小さい(容量が足りない)と、踏み込まないと(踏んでも?)効かないなどの問題が起きるので、ある程度大きいほうがいいと思います。
ABSのありなしに応じてもの(配管など)がちがってきますし、リアも流用するならそれ用のもの(R32前後を流用するならマスターもR32) 、を選んだほうがよいかも。
ただし、13と14は配管が違うようですね。13とR32は同じです。

私は、とりあえず、なにもしないで様子を見ます。

そのままでいたところ、前効きなのに加え、ペダルタッチは柔らかくストロークも大きめです。
このフィーリングに不満があるなら、調整or交換を考えてもよいかもしれません。

容量・前後バランスについてまとめると・・・
ブースター(インチ)マスタースプリットポイント
RS13G23・M23(9)20.640
RS13ABSG23・M23(9)22.240
PS13Q'sG23・M23(9)20.620
PS13Q'sABSM195T(7+8)22.220
PS13Q'sHICASG23・M23(9)23.8なし
PS13Q'sHICAS/ABSM195T(7+8)25.4なし
PS13K's(HICAS)M195T(7+8)23.8なし
PS13K'sABS(HICAS)M195T(7+8)25.4なし
RPS13〜中期M195T(7+8)23.8なし
RPS13〜中期ABSM195T(7+8)25.4なし
RPS13後期ABS標準 23.8 
S14前期Q'sG23・M23(9)22.220
S14前期Q'sABSM195T(7+8)23.820
S14前期K'sG23・M23(9)23.840
S14前期K'sABSM195T(7+8)25.440
S14中期Q'sG23・M23(9)22.230
S14中期Q'sABSM195T(7+8)23.830
S14中期K'sM195T(7+8)23.840
S14中期K'sABSM195T(7+8)23.840
S15R(8+9)25.4?
S15S(7+9)23.8?
R32タイプMM195T(7+8)23.830
R32タイプMABSM195T(7+8)25.430
R32GTS4M195T(7+8)25.420
R32GTRM215T(8+9)25.420
R32GTRN1M215T(8+9)?23.8/25.430?
R33タイプM(ABS)M195T(7+8)23.830
R33GTRM215T(8+9)26.925

スプリットポイントは、値が小さいほど前効きになります。
40なら、4ポットを標準装備しているS14K’sとバランスがほぼ同じになりますね。
ない場合は、リアのフルード圧を減らさないということなので、後ろが効くことになります。

イメージはこんな感じ。(約4K)
ここで考えてみると・・・
・4ポット(または、PS13ターボキャリパー)を流用する場合は、基本的にマスターシリンダーを大きく(23.8以上のものに)するべき。
・RS13は、PS13Q’sHICAS付かPS13K’sの物を使うと良いかも。
・PS13Q’sは、PS13Q’sHICAS付かPS13K’sの物。
・PS13K’sは、容量は23.8だし、バランスも後ろ効きなので、そのままでも。
・RPS13は、そのままでも良いけど、後期(ABS標準)のは23.8なので、中期のABS付の25.4のものにするのもいい。
・S14Q’sも容量は同じなので、パッドなどでの調整でもO・K。交換するならS14K’sに。
・その他の車種は資料がないのでわかりません。

そして、ブースターが異なる場合についてですが、厚さ自体が微妙に違い、取りつけには若干のパイプ曲げが必要のようです。
たとえば、RS13にRPS13(SRターボ)などのマスターシリンダーを、マスターバックごと流用する場合は、注意が必要です。
マスターシリンダーのパイプ取り出し口の配置は、S13のCA/SR、R32などは同じですので、マスターシリンダーのみの流用の場合はボルトオンです。
または、マスターバックもかえたい場合、マスターシリンダーから出ている3本のパイプがCA/SRで違うので、そこまでかえればOKでしょう。
ただし、R32などは、フルード量警告のためのコネクターが左右反対です。

また、マスターによっては分解が可能で、中のPバルブを取り出してしまえば、前後50:50にできるようです。

BNR32N1ブレーキマスター流用・Pバルブ取り出し



フルードも当然必要です。必要な部品がそろえば、いよいよ取り付けです。


ここからは、実際の取り付けの方法を書いていきます。

パッドも新しくすると思うので、まず、キャリパーのピストンを戻して、パッドをつけておきましょう。あと、新しいローターはさび止めが塗ってあるので、ブレークリーンとかでふき取って、軽くペーパー掛け(600番くらいでいいんじゃない?)もしておきましょう。

@車体を持ち上げて、タイヤをはずす。
車体はできるだけ動かないようにしておきましょう。

Aキャリパーからホースをはずす。キャリパーが固定されているうちにはずさないと、やりにくくなります。
ホースをはずすと、フルードが漏れてくるので、素早く新しいキャリパーにつなぐ。そうしたらキャリパーは、アームの上にでも置いておきましょう。

B古いキャリパーをはずします。

Cローターをはずします。しかし、サビついていて、なかなかはずれないかもしれません。どうせ使わないローターだから、プラハンやゴムハンでガンガン叩いてはずしましょう。はずすとき用にボルトをねじ込む穴があるんですが、そこから中に556とかを吹き付けると、はずれやすくなると思います。
ちなみに、ディーラーでもボルトは使わず、叩いてはずすそうです。

Dバックプレートを加工します。
まず、キャリパーが大きくなるので、当たってしまう部分を切り取ります。さらに、ローターも大きくなるので、そのままではつきません。
金きりばさみでやるのがいちばん楽・早いかもしれません。
キャリパーが当たる部分を切り落とし、ミミは切り落とすか切れこみをいれてひまわり状に広げて、内側の部分は押してローターに当たらないようにするのが通常のようです。

Eローターをはめます。ホント、ただはめるだけです。ローター面に、フルードなどがつかないように注意しましょう。556とかついちゃうと・・・想像つくでしょ?

Fキャリパーをつけます。ここまでは順調でしたが、とうとう(というか、やっぱり)問題発生!キャリパーとローターがうまくあいません。やはり、ちがう車のキャリパーとローターだからね・・・
幸いなことに、キャリパーを外側に2〜3ミリ移動させれば大丈夫みたいで、キャリパーのブラケットとの間にワッシャーをかますことで解決しました。これが、反対側にずれていたら、ローターにスペーサーでもかますのかな・・・
はじめから、薄いローターなら大丈夫だと思います。(前に書いた、おすすめの組み合わせってやつ。厚さがピッタリではない事によって車種によるオフセットの違いをある程度カバーできる)ただ、それでもワッシャーは必要かな。やっぱり基本は現物合わせ!

この不都合を考えると、キャリパーと同じ車種のローターを4穴加工した方がいいね。
まぁ、それでもぴったりとはいかないかもしれないけど。

ちなみに、ローターのオフセットは
ハブ〜ローター真中
S14Q’s 32ミリ
C34ターボ 27
Z32NA 31
だいたいこんな感じです。数値が大きいほど、ローターが内側にあることになりますね。 そして、同じ車種ならキャリパーもそれに合うオフセットになっているはずです。(ナックル自体が違うかもしれないけど・・・)
イメージは
こんな感じ。(約2.9K)
ですから、私の場合、Z32+C34ですので、約4ミリずれ、キャリパーを外側に移動させる必要があったんですね。
でも、キャリパーを外側に移動させれば、それだけホイールの選択肢が少なくなる。
自分の場合、30ミリローター・キャリパーを流用する場合よりもさらに2ミリ(この差が大きい!)キャリパーが外にいくことになりますから・・・

Gホースの接続部分をきっちり締め、エア抜きをきっちりましょう。
各部のボルトはちゃんと締めましたか?
大丈夫なら、これで完成です!
あたりがつくまでは、おとなしくしましょう。


疑問等あれば、わかる範囲でお答えします。
時間とやる気さえあれば誰でもできると思います。(あと、もちろん、お金も)

 まとめ
[必要な物・費用]

中古4ポットキャリパー 8000×2
C34ローター(部品番号40206-17U01) 8100×2
バンジョーボルト 200×2
銅ワッシャー 90×4
フルード 2000
バンジョーボルト加工 3200
普通のワッシャー 160

合計 38320円+パッド(私は、エンドレスCCM1台分で 36400)
    あと、消費税

工具がなければ、その費用もかかります。ゴムハンは、100円ショップで買いました。
ボルト加工は、ショップに頼んだのでこれだけかかりましたが、いろいろなノウハウも聞けたので、そんなに高くは感じてません。(ここを見てくれた人がやる場合は、そのお金はかからないですね。)

結局、合計は35120円という事ですね。
4万円あれば、十分お釣がきます!





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