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2ポットの流用
とうとう完成しました。
経緯を書いていきますので参考にしてください。
いつの日か、街を走る全てのシルビア・180が、4ポット+2ポットになる事でしょう・・・(マジかよ、、、(笑))
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1.準備編
2.前後バランスについて
3.取付編
◎注意! ブレーキ関係なので作業は慎重に!!
1.準備編
みなさんご存じのように、日産車はキャリパーの取り付け部がいっしょのものが多く、流用がしやすいのです。そして、フロントの流用はかなりメジャーとなってきましたが、ブレーキのききやカッコよさを考えて、リアも強化することにします。
・どの車から流用するか〜使うキャリパー・ローター
流用するなら、できるだけ強力なものがいいですよね。もちろん2ポットの対抗ピストンのやつね。
そこで、見てみると・・・
Z32、R32タイプM、R32GTS4、R33ターボ
これらはみんな、ほぼ同じリアブレーキです。(微妙な違いあり)
R32GTRの場合、標準車は穴明きローターで、N1は穴のないローターです。ただ、他車種と違いローター裏が大きくえぐれており、エアが通るようになっているようなので、ローターの性能的によいかもね。
ただし・・・
R33/34GTRの、ブレンボは高い(笑)ので対象外とします。
なお、フロントと違い、リア2ポットは、最低でもローター外径が296ミリですので、15インチホイールを装着するのは厳しくなります。
しかし、2ポットの車のローターはみんな5穴なので、4穴車にはそのままではつきません。
そこで考えられる方法は・・・
@ローターを4穴加工
Aハブごと交換(5穴にする)
ですね。
@の場合、そのままで装着できるはずです。
ショップなどに頼むと、1枚8000円くらい(!)取られることもありますが、町の加工屋さんなどでは、1000円でやってくれる所も・・・
これなら、かなり安上がりですね。
Aの場合、S14ターボ、S15、R32タイプM、R33タイプMなどの5穴ハブがつかえますね。
Z32やGTS4・GTRはナックルが違うので注意です。
私は@でやります。
ローターの4穴加工は必要ですが、ホイールがそのまま4穴でいいから、費用的には、結局安上がり!
というわけで、おすすめは・・・
R32GTR(N1)のローターを使うこと
ですね。
そして、どうせなら走ってなさそうな車のキャリパーがいいよね。GTRだと、バリバリ走ってた場合があるからね。
オーバーホールはできるけど、開いてたらどうしようもないし・・・
とにかく状態は重要ですから、どんな車についていたのかは要チェックでしょう。(新品ならもちろん最高だし、中古でもオーバーホールすればいい)
・ブレーキホース
S14/15なら、そのままでもいけるようですので、今ついているホースをそのまま使う方法もありますが、S13の場合は長さ・レイアウト的に厳しいので、ステーを曲げるなどの加工をしたほうがよいかもです。
さらに、S14やS13の場合キャリパーとホースはバンジョーとバンジョーボルト(あとバンジョー上下の銅ワッシャー)でつながっていますが、2ポットはパイプがオスフィッティングでつながっているんで、そのままというわけにはいきません。径とピッチは同じなのですが、バンジョーボルトは長すぎて、すき間ができてしまいます。そこで、
「バンジョーボルトを用意して、3ミリほど短く加工する」
んです。サンダーとかグラインダーとか鉄のことかで切ります。切り口の部分などをきちんと処理しないと、キャリパーにねじ込むときにキャリパーの山をなめてしまう可能性があるので、注意です。
★そんなときに問題を解決してくれるのが、Rismy隊長!オリジナルパーツのバンジョーボルトを販売しています。★
なお、2ポットのほうはオスフィッティング用なわけで、バンジョーをつけるようにはなっていません。(まわり止めはないし、完全には平らになっていない)なので、向きをあわせて、少しきつめに閉めておきましょう。(強く締めすぎるとなめるおそれあり!) それでも漏るときは、
「キャリパーの面取り」
が必要でしょうね。
ホースの交換を考える場合、
「R32用ホースを使う」
という方法があります。S13なら、この方法がよいかも。
・サイドブレーキ〜ドラムとワイヤー
そして、ここからがリア2ポット最大の難関。
S13/14/15は、サイドブレーキもキャリパー一体のなのですが、リア2ポットの場合、サイドブレーキはローター内のドラムブレーキでキャリパーと別体なのです。
つまり、2ポットのキャリパーとローターだけ移植しても、サイドブレーキがなくなってしまうのです。
そこで、ドラムブレーキも用意する必要があります。
このドラムブレーキに関しては、2ポットでない車種も同じものを使用している場合もあるので、たとえば、A31・C33やR32NAなどのものでもよいです。
もちろん、これらA31などの車種を2ポットにしたい場合は、キャリパー・ローターのみの移植でよいわけです。
ただし、ローター径が違いますから、バックプレートの加工は必要になります。
そして、もともとドラムのついてない車種に2ポットを流用することで一番の難関は、サイドブレーキワイヤーでしょう。
S13などの元からついているワイヤーでは接続できないのです。
○○用がいいとか、いろんなうわさがありますが、結論から言えば、純正でピッタリくるものはないのでは??
自分で長さの合うものを探したり、固定場所の加工をしたりするのは、非常に大変です。ガレージ安木のものもありますけどね。
しかし!
★そんなときに問題を解決してくれるのが、Rismy隊長!オリジナルパーツのサイドワイヤーキットを販売しています。★
私も、使わせていただきました。
2.前後バランスについて
自分は、作業が終わった時点で、マスターRPS13純正+F BNR32 4ポット(296)+R R32M2ポット(297)という状態になりました。
この状態で走ってみると、リアが効きすぎるのです。
もちろん慣れの問題もあるのですが、それにしてもブレーキングでリアがはじめにロックするので困ってしまいました。 リアが効きすぎるというのは、全員に当てはまるわけではありませんが、生じうる問題のようです。
そこで、対策を考えました・・・
@マスター交換
RPS13マスターはリア効きなので、これをR32MやBNR32のものにかえる。
Aブレーキパッドで調整
リアに効きの弱いものを付けるか、フロントに強いものを付ける。
B車高・減衰力などのセッティング
リアの車高を下げるなど。
CGTウイング
ブレーキングでリアが押しつけられます。
これらを試していこうかと考えています。
これから2ポット化を考えている方は、同時に対策した方が良いかもしれません。
というわけで、、、
フロント4ポット+リア純正→後効きでちょうどいい(PS13純正マスターのままなど)
フロント4ポット+リア2ポット→前効きでちょうどいい(PS13にR32Mマスター、S14なら純正マスターそのままなど)
ということになると思います。
3.取付編
フルードも当然必要です。必要な部品がそろえば、いよいよ取り付けです。
作業的には、2種類のやり方があります。
まずは、@キャリパー・ローター・ハブ/バックプレートをはずし、新たなドラム/バックプレート・キャリパー・ローターをつけるという方法です。
このとき、サイドフランジが2×3の6穴モノの場合、ドラシャに逃げがあるので、ドラシャを付けたままでもハブの脱着が可能です。
5穴ドラシャの場合、ハブを脱着するために、ドラシャもはずしたほうがラクです。
または、Aハイキャスのあり・無しをそろえれば、ナックルごと(キャリパー・ローター・ハブ/バックプレートもまるごと)のドラム移植も可能です。
その場合の作業は、アームとの接続部分4箇所+ショック下部の脱着と、ナックルごとドラシャ分離・装着となりますね。ハブははずす必要はないので、サイドフランジと分離する必要もないですね。
そして、どちらの方法によっても、ワイヤー・ホースの脱着は当然必要となります。
ちなみに、私の車は@の方法でやりました。
ここからは、実際の取り付けの方法を書いていきます。
今回は、RPS13の180SXのハイキャスなし車への装着(ハブを脱着する上記@の方法)です。
@車体を持ち上げて、タイヤをはずす。
この後、力作業がありますので、車体はできるだけ動かないようにしておきましょう。
Aハブセンターのコッターピンをまっすぐに伸ばして抜き取り、アジャスティングキャップも取ります。そして、ドラシャをとめている36ミリのナットを緩めます。固い場合はがんばってください。サイドを引いて、ギアを入れて、それでもダメなら、ブレーキを踏んで・・・緩めるほうは、全体重をかけて!
B古いキャリパー・ローターをはずします。キャリパーは、ホースをはずすとフルードが出てくるので、ホースはつけたままでどけておきましょう。
ナックルごと交換の場合は、キャリパー・ローター・ハブをはずす必要はなく、アーム類との分離作業になります。
Cサイドフランジとドラシャを分離し、ドラシャをハブから抜き取ります。 左リアは、マフラーがけっこうジャマです。また、抜く方向を考えないとなかなか抜けません。そして、ハブをはずすため、ハブをナックルに固定しているボルトをはずします。ここも、手が入りにくく、結構大変です。
Dハブ・バックプレートが取れ、ナックルが出てきました。バックプレートはハブととも締めされていますので、ハブといっしょにはずれます。ハブをとりつけていたボルトの4つの穴の上に、ドラムのない車種のナックルでも、ドラム固定用の穴があいてます。錆びついていることが多いので、ヤスリなどで整えないと、ドラムを固定するボルトが刺さらないかも。
Eサイドワイヤーをはずします。フロント側サイドレバーから来ている1本が分岐され、画像のボルト穴に固定されています。上を通っているのがぺラシャですね。実際に見ないとわかりにくい部分ですね。Rismyキットの場合、新しいワイヤーもステーを介してここに固定します。
Fナックルにバックプレート・ドラムを取り付けます。サイドワイヤーもバックプレートの穴を通して、ドラムに接続します。
Gハブをとりつけます。4穴でいく場合は(もとの)4穴ハブを取り付けます。新品のハブの場合、この画像のようにまぶしいです。(笑)
Hドラシャを元に戻し、ローターをはめ、キャリパーを固定。ナックルごと交換の場合は、アーム・ショックの脱着が終わると、この状態になりますね。ホースはこの最後のときに付けかえればよいでしょう。サイドワイヤーも固定して完成です。なお、ローターの真中は緑色でなくてもかまいません。(笑)
Iエア抜き、作業の確認なども忘れずに。あたりがつくまではおとなしく。
時間とやる気さえあれば誰でもできる、、、というわけでもないと思います。(笑)←フロントとは難易度が違います。
まとめ
[必要な物]
2ポットキャリパー
パッド
ローター
ブレーキホース・パイプ
ドラム・バックプレート
サイドワイヤー←
Rismy隊長のキット
がお勧め
フルード
キャリパー(ホース・パイプ付き)・ローター・ドラムとバックプレート
工具がなければ、その費用もかかります。27・36の大きなソケットが必要です。
おまけ
もとから2ポットでない車(A31・C33など)のドラム・バックプレートの場合、バックプレートの外径が2ポット用のローターより小さいので、耳を切り落とすなどの加工が必要です。
左 加工前、右 加工後
おまけ2
左 S15ハブと、右 R32ハブ
厚さが違いますね。重さも多少違います。
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